レンと日時計のふしぎ

対象年齢 6〜8歳

庭の日時計と、みんなのうでどけいが、ちょうど一時間ずれていた!レンはルーペとノートを手に、時計の時間と太陽の時間のなぞをとくことにしました。

「レンと日時計のふしぎ」の表紙

「ピップ、見て!」レンは古い石の日時計のそばにしゃがんで、ノートを開きました。かげは3時をさしています。でも、うでどけいはどう見ても4時。「おかしいな」とレンは小さな声で言いました。「このお庭で、ふしぎなことがおきているぞ。」

が、黄色いジャケットをひらひらさせて、生けがきをぴょんと飛びこえてきました。「日時計がこわれたの?」とがききました。「それとも」レンは目を丸くして言いました。「何かが時間そのものをまげちゃったのかな?」ピップは「ワン!」とほえました。まるで、ぼくもそう思うよ、何かあやしいことがおきているよ、と言っているみたいです。

「あてずっぽうはやめて、はかってみよう」とレンは言って、日時計のぼうのかげのそばにひざをつきました。そして、かげのとなりの地面にまっすぐな木のぼうをさしました。「太陽がいつも同じように動くなら、かげは外のどの時計とも合うはずだよね……そうじゃないかな?」

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