ミオと ほしぞらの あんごう

対象年齢 6〜8歳

なぞの あなだらけの カードが とどいて、パズルが だいすきな ミオは、それが ランプの ひかりで ようやく 読める ひみつの 星ぞらの ちずだと 気づきます。ちずは 一つずつ ミオを みちびいて、こうえんの オークの木の ねもとに かくされた たからばこへ たどりつきます。

「ミオと ほしぞらの あんごう」の表紙

ミオは パズルが なによりも だいすきでした。だから、げんかんの マットの 上に ふうとうを みつけたとき、むねが どきどきしました。名前も きっても ありません。はいっていたのは、ちいさな あなが いくつも あいた くろい カードだけです。「ミロ、これは ほんものの なぞだよ」と ミオは ささやきました。ミロが ゆっくり まばたきを しました。ミオは 「そうだよ」って ことだと きめました。

やねうらの へやで、ミオは カードを なんども ひっくりかえしました。ただの くろい しかくに、ちいさな あなが あいているだけに 見えます。でも、ミオは 本で よんだことが ありました。「なにも ない」ように 見えても、ひかりを あててみるまでは、ほんとうに なにも ないかは わからない、と。「やってみる ねうちは あるよね」と ミオは いいました。ミロは あくびを して、ひとこと。「もちろん」。

ミオは しんちゅうの スタンドを パチンと つけました。そして、でんきゅうと かべの あいだに カードを かざしました。すると、かべがみの上に ちいさな ほしが ぱあっと ひろがりました。まるで 夜空が まるごと へやの中に とびこんできたみたいです。「ミロ、見て!」と ミオは いきを のんで いいました。こえが きえそうに ちいさく なりました。「ただの あなじゃないよ。これは 空だよ!」

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