ヒナと うらにわの はねの ひみつ
対象年齢 6〜8歳
うらにわで ふしぎな しましまの はねを 見つけた ヒナは、てがかりと かぞえかたと たよれる ずかんを つかって、どの とりの はねなのか、なぞを とき、かがくしゃの いちばん だいじな ルール「見るだけで、とらない」を まなびます。

「、見て!」ヒナは そっと ささやいて、ぴたっと 足を とめました。さくの そばの くさの なかから、あざやかな しましまが のぞいています。ひまわりの はなびらじゃ ありません。はっぱでも ありません。ヒナの たんていの かんが ぴりぴり しました。これは、とびきり すてきな なぞの はじまりかも しれません。
ちかくで 見ると、その はねは もっと ふしぎでした。あざやかな 黄色の しまを、ふとい 黒い すじが よこぎっています。まるで ちいさな しましまの はたです。「ほんものの たんていは、しょうこに 素手では さわらないんだよね」と、ヒナは 自分に 言いきかせました。「しょうこは、なんて 言ってるかな?」そう つぶやいて、じーっと 見て、また じーっと 見ました。
「さくの こっちに、はねの てがかりが あるよ!」ヒナは さくの ほうに むかって よびました。てが ひらひらと ふられて、ひまわりの むこうから、やさしい 声が ひびきます。「てがかりか、いいね。それは ずかんの 出番だよ。とって おいで、たんていさん!」


