ユナと みんなの シュワシュワ かざん チーム

対象年齢 6〜8歳

りかの グループが 大きな はっぴょうかいの 前に ばらばらに なりそうに なったとき、ユナは 気づきます。すぐれた リーダーは ぜんぶ ひとりで やる 人じゃなくて、ひとりひとりに ぴったりの しごとを 見つける 人だと。

「ユナと みんなの シュワシュワ かざん チーム」の表紙

ユナは、むずかしい ちょうせんが だいすき。しかも 今回は いままでで いちばん 大きな ちょうせんです。クラスで かざんを つくる 自由けんきゅうで、せいせきの 一ぶんを ぜんぶ きめる 大じな しゅくだい。しめきりは 一しゅうかん後です。「チーム シュワシュワ フォー!」と、たなか先生が ユナ、はると、ひなた、だいちを ゆびさして 言いました。ユナは にっこり わらって、きいろい クリップボードを ぎゅっと にぎりました。「みんなに ぴったりの しごとが あるはず」と、ユナは 自分に 小さな こえで 言いきかせて、もう 計画を 考えはじめています。

次の日、さっそく もんだいが ぷくぷく わいてきました。「これ、つまんない。てきとうに やっちゃおうよ」と、ひなたは 計画の プリントを 手で ひらひら はらいました。だいちは うでを くんで、「ぼくは 測るのなんて やらないよ。ぼくの しごとじゃない」と 言いました。ユナは おなかが ぎゅっと むすびめみたいに ねじれる 気が しました。ポスターの 紙は、雪みたいに まっしろの ままです。

ユナは えんぴつを とって、自分で かざんの 絵を かいてみました。でも、線は まがって ぐちゃぐちゃ。ユナは くやしくて、ごしごし けしました。そのとき、去年の 秋、自分の グループが、ひとりだけが ぜんぶ やって しっぱいした ことを おもいだしました。「みんなに ぴったりの しごとが ある」と、ユナは そっと つぶやいて、あたらしい 気もちで テーブルの みんなを 見まわしました。

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